
経歴
同志社大学グローバル地域文化学部を卒業。中小企業から大手企業まで幅広い規模の企業に対して採用コンサルティングを行い、企業ごとの課題に応じた採用戦略の立案から実行までを支援。このコンサルティング業務を通じ、企業の人材に関するニーズを深く理解し、最適なソリューションを提案する実践的なスキルを磨く。
現在はRA(リクルーティングアドバイザー)として活動。「誰でも働くことが楽しくなる世界」の実現を目指し、求職者が自身の可能性を最大限に引き出し、やりがいを持って働ける場を見つけられるよう、企業と求職者の最適なマッチングに取り組んでいる。
仕事のやりがい
私の仕事の最大のやりがいは、クライアント企業が持つ仕事の面白さや魅力、そして企業文化の良さを、第三者の客観的な視点から深く研究し、それを求職者の方々に分かりやすく、かつ熱意をもって伝えることができる点にあります。 クライアントのオフィスを訪れ、実際に働く方々の声に耳を傾け、時には現場に同行することで、求人票だけでは伝わらない企業の真の姿を肌で感じ取ることを大切にしています。その上で、求職者の方々が抱えるキャリアへの希望や不安を丁寧にヒアリングし、クライアント企業の魅力と求職者のニーズを結びつける接点を見つけ出すことに情熱を注いでいます。単なる情報提供に留まらず、求職者の方々が自身のキャリアパスを具体的にイメージできるよう、仕事の面白さや成長機会を具体的なエピソードを交えながら伝えることで、彼らが新たな一歩を踏み出すきっかけを提供できることに大きな喜びを感じています。このプロセスを通じて、企業と求職者の双方が幸せになるマッチングを実現できた時に、この仕事の真価とやりがいを実感します。
この仕事での経験を通じて成長できたこと
この仕事を通じて最も大きく成長できたと感じるのは、クライアント企業の「人事」としての目線を持つことができるようになった時です。 以前は、求職者の視点に立ち、いかに魅力を伝えるかに重点を置いていました。しかし、ある時、クライアントから「私たちの採用課題を本当に理解しているのか?」という厳しいフィードバックをいただきました。この経験は私にとって大きな転機となりました。それ以来、単に求人情報を伝えるだけでなく、クライアントが抱える組織課題、事業戦略、そして求める人材像の背景にある真の意図を深く理解しようと努めるようになりました。具体的には、採用計画における優先順位、既存社員との相性、長期的なキャリアパス、さらには入社後の定着率まで、人事担当者が考慮するあらゆる要素を自分事として捉え、提案に反映させるようになりました。この視点を持つことで、より本質的な課題解決に繋がる採用支援ができるようになり、クライアントからの信頼もより一層得られるようになったと実感しています。失敗を恐れずに、クライアントの立場に立って深く考えることの重要性を学びました。
今後チャレンジしたいこと
将来的には、「働くって楽しい!」と心から思えるような環境をより多くの企業とそこで働く人々に提供できるよう、ソフト面の支援をさらに強化していきたいと考えています。 これまでは、主に採用コンサルティングを通じて企業と人材のマッチングを支援してきましたが、今後は入社後の定着支援や、社員一人ひとりが能力を最大限に発揮できるような組織開発にも深く関わっていきたいと考えています。具体的には、企業文化の醸成支援、社員のモチベーション向上プログラムの企画・導入、キャリアコーチングの提供などを通じて、単に「働く場所」を提供するだけでなく、「成長できる場所」「輝ける場所」を創出することに貢献したいです。例えば、社員が自律的に学び、挑戦できるような研修制度の構築支援や、部署間の円滑なコミュニケーションを促進するワークショップの実施など、多角的なアプローチで企業の「人」に関する課題を解決していきたいと考えています。働くことの楽しさを、より多くの人が実感できる社会の実現に向けて、今後も自己研鑽を続け、新たな価値提供に挑戦していきます。